メンバー
飯高 隆IIDAKA, Takashi 教授 居室: 地震研究所1-405 |
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研究分野防災地震学,観測地震学 研究内容日本列島は、太平洋プレート、フィリピン海プレートが沈み込み、地殻活動がひじょうに活発な領域である.これらの環境のため多くの地震が発生し、災害をもたらしている.そのため、地震を物理現象としてとらえ発生から伝播や地盤震動を含め災害につながる現象を総合的に調べることによって、地震災害の軽減に向けた研究を行っている.また、このような場所における地殻構造やマントルの研究は、地震の発生や沈み込み帯のダイナミクスを理解する上で極めて重要である.そのため、陸域において地殻構造探査や臨時自然地震観測を実施し、地殻構造やマントル構造をしらべるとともに、地質学的・岩石学的構造の背景を視野にいれた島弧や沈み込み帯の総合的理解を目指した研究もおこなっている. 主要論文・著書
1. Iidaka, T., T. Igarashi, A. Hashima, A. Kato, T. Iwasaki, The Research Group for the Joint Seismic Observations at the Nobi Area, Receiver function images of the distorted Philippine Sea Slab contact with the continental crust: implications for generation of the 1891 Nobi earthquake (Mj 8.0), Tectonophys., 717, 41–50, 2017. |