メンバー

鈴木 庸平

SUZUKI, Yohey

准教授
地球生命圏科学講座

居室: 理学部1号館C棟535
電話: 03-5841-4544
ファックス: 03-5841-2534
メールアドレス:
HP: http://yoheysuzuki.jimdo.com/

研究分野

地球微生物学・物質循環学・ナノ鉱物学

研究内容

我々人類がアクセス可能な地球生命圏のフロンティアは地下深部および深海に広がっている。多様な地球生命圏環境を対象に、微生物を含む生物群集と生息場の物理化学的因子との相関性から生態系の地球規模での分布を把握するための研究を行っている。また、生命活動がグローバルな元素の循環に及ぼす影響をナノ領域の物質科学的手法と熱力学・速度論的なアプローチを駆使して研究を行っている。現在は主に、(1) 大陸と海洋地殻として一般的な花崗岩と玄武岩中に広がる地下生命圏(2) 海洋堆積物から堆積岩への埋没続成作用に付随する生物化学反応の素過程(3) 深海底熱水噴出域に固有な化学合成生態系の共生と進化を対象に、掘削等による野外調査や室内実験に加えて、潜水艇や地下実験施設を用いて地球深部の現場を直接的に観測する取り組みを行っている。

主要論文・著書

1. Suzuki Y, Kelly SD, Kemner KM, Banfield JF (2002) Nanometer-size products of uranium bioreduction. Nature , 419, 134.
2. Suzuki Y, Kopp RE, Kogure T, Suga A, Takai K, Tsuchida S, Ozaki N, Endo K, Hashimoto J, Kato Y, Mizota C, Hirata T, Chiba H, Nealson KH, Horikoshi K, Kirschvink JL (2006) ScleriteSuzuki Y, Sasaki T, Suzuki M, Nogi Y, Miwa T, Takai K, Nealson KH, Horikoshi K (2005) Novel Chemoautotrophic endosymbiosis between a member of the Epsilonproteobacteria and the hydrothermal-vent gastropod Alviniconcha aff. hessleri (Gastropoda:Provannidae) from the Indian Ocean, Appl. Environ. Microbiol., 71, 5440-5450.
3. Suzuki Y, Mukai H, Ishimura T, Yokoyama TD, Sakata S, Hirata T, Iwatsuki T, Mizuno T (2016) Formation and Geological Sequestration of Uranium Nanoparticles in Deep Granitic Aquifer. Scientific Reports, doi:10.1038/srep2270.
4. 鈴木庸平 (2009) バイオミネラリゼーションの進化に必要な因子とは―スケーリーフット巻貝からの考察―、月刊地球、31, 652-657.
5. 鈴木庸平 (2011) 地球生命環境における鉱物–水–生命相互作用に関する研究、岩石鉱物科学、40, 36-41.