メンバー
清水 敏文SHIMIZU, Toshifumi 教授(委) 居室: JAXA宇宙科学研究所 新A棟7階1753 |
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研究分野太陽・天体プラズマ物理学 研究内容太陽圏につながる太陽コロナが太陽表面近くでどうやって加熱・形成されるのか?太陽大気はマイクロフレアなど小さな爆発になぜ満ちているのか?太陽圏・地球に影響を与えるフレアがどうやって発生するのか?これらを駆動する太陽磁場はどのように形成されるのか?これら太陽活動・コロナ加熱の不思議の解明のために観測的研究に取り組んでいます。その目的で、太陽観測衛星「ひので」など、太陽プラズマのダイナミクスを診断する先進的な観測装置・衛星を開発してきています。また、「ひので」が取得したデータを中心に飛翔体による観測データを用いて、太陽プラズマの不思議に取り組んでいます。太陽圏において様々な影響を与える源としての太陽磁場活動を定量的に理解することがますます重要となっており、飛翔体に搭載する最先端の観測望遠鏡を実現するために重要な望遠鏡技術や衛星開発にも取り組んでいます。次期太陽観測衛星Solar-C(EUVST)が2026年末に飛翔始める予定です。現在この衛星開発に全力投球をしています。 主要論文・著書
1. Shimizu, T., Imada, S., and Kubo, M. “First Ten Years of Hinode Solar On-Orbit Observatory,” Astrophysics and Space Science Library 449, total 305 pages, 2018, Springer Nature Singapore Pte Ltd. ISBN 978-981-10-7741-8 |