メンバー
高麗 正史KOHMA, Masashi 助教 居室: 理学部1号館821 |
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研究分野中層大気科学・大気力学 研究内容高緯度地方の中層大気には、極成層圏雲や極中間圏雲といった、他の緯度帯では見られない雲が観測される。極成層圏雲は、極渦内でのオゾン破壊において、主要な役割を果たすことが知られている。極中間圏雲は、夏季の中間圏界面の高度付近に出現する。近年の観測では、極中間圏雲出現頻度の増加傾向が報告されており、これは、気候変動と関係している可能性がある。大気に存在する波動現象(ロスビー波や大気重力波)と雲の関係について、衛星観測データや再解析データを用いて、研究を行っている。 主要論文・著書
1. Kohma, M. and K. Sato (2019), A diagnostic equation for tendency of lapse-rate-tropopause heights and its application. J. Atmos. Sci., doi:10.1175/JAS-D-19-0054.1 |