メンバー

高麗 正史

KOHMA, Masashi

助教
大気海洋科学講座

居室: 理学部1号館841
電話: 03-5841-4667
ファックス: --
メールアドレス:
HP: http://www-aos.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~kohmasa

 

研究分野

中層大気科学・大気力学

研究内容

高緯度地方の中層大気には、極成層圏雲や極中間圏雲といった、他の緯度帯では見られない雲が観測される。極成層圏雲は、極渦内でのオゾン破壊において、主要な役割を果たすことが知られている。極中間圏雲は、夏季の中間圏界面の高度付近に出現する。近年の観測では、極中間圏雲出現頻度の増加傾向が報告されており、これは、気候変動と関係している可能性がある。大気に存在する波動現象(ロスビー波や大気重力波)と雲の関係について、衛星観測データや再解析データを用いて、研究を行っている。

主要論文・著書

1. Kohma, M. and K. Sato (2019), A diagnostic equation for tendency of lapse-rate-tropopause heights and its application. J. Atmos. Sci., doi:10.1175/JAS-D-19-0054.1
2. Kohma, M., K. Sato, Y. Tomikawa, K. Nishimura, and T. Sato (2019), Estimate of turbulent energy dissipation rate from the VHF radar and radiosonde observations in the Antarctic. J. Geophys. Res., 124, doi:10.1002/2018JD029521
3. Kohma, M., and K. Sato (2014), Variability of upper tropospheric clouds in the polar region during stratospheric sudden warmings. J. Geophys. Res., 119, 10,100-10,113, doi:10.1002/2014JD021746
4. 高麗正史 (2019)、極域対流圏界面雲の出現に関する力学的研究―2016年度山本賞受賞記念講演―、天気、66、411-419
5. 高麗正史・佐藤薫(2017)、気象研究ノート「南極氷床と大気物質循環・気候」:第8章 南極域における対流圏と成層圏の雲