メンバー

桂華 邦裕

KEIKA, Kunihiro

助教
宇宙惑星科学講座

居室: 理学部1号館809
電話: 03-5841-4593
ファックス: 03-5841-8321
メールアドレス:
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研究分野

惑星電磁気圏物理学・惑星間空間物理学

研究内容

惑星電磁気圏において惑星や衛星大気起源のイオンの輸送・加熱・加速メカニズム、磁気圏システムに与える影響、太陽風の変動という外的要因に対する反応、に着目して研究を進めている。また、放射線帯と呼ばれる惑星磁気圏内で生成された高エネルギープラズマの振る舞いも研究している。
地球磁気圏の近地球領域(静止軌道よりも地球側)でプラズマ圧が増加したときには、地球大気起源の酸素イオンの寄与が大きくなることが報告されているが、原因となるプラズマ輸送・加熱・加速のメカニズム、発生領域や頻度、複数のメカニズムの相対的な重要性などは未解明である。これらの問題に対して、特に地球超高層大気からのイオン供給と、局所的に発生するプラズマ輸送・加速に注目して、主に人工衛星編隊観測で得られたデータを用いた観測的研究を行っている。
また、地球磁気圏周辺で得た重イオンダイナミクスの知見を、宇宙プラズマにおける普遍的な選択的加速メカニズムや、他の磁化惑星磁気圏(水星・木星・土星など)での重イオン環境の理解に繋げる試みも進めている。

主要論文・著書

1. Keika, K. et al. (2018), Three-step buildup of the 17 March 2015 storm ring current: Implication for the cause of the unexpected storm intensification. Journal of Geophysical Research: Space Physics, 123. https://doi.org/10.1002/ 2017JA024462.
2. Keika, K., et al. (2016), Storm time impulsive enhancements of energetic oxygen due to adiabatic acceleration of preexisting warm oxygen in the inner magnetosphere, J. Geophys. Res. Space Physics, 121, doi:10.1002/2016JA022384.
3. Keika, K., L. M. Kistler, and P. C. Brandt (2013), Energization of O+ ions in the Earth’s inner magnetosphere and the effects on ring current buildup: A review of previous observations and possible mechanisms, J. Geophys. Res. Space Physics, 118, 4441–4464, doi:10.1002/jgra.50371.
4.