メンバー

奥村 大河

OKUMURA, Taiga

助教
地球生命圏科学講座

居室: 理学部1号館554
電話: 090-9805-5704
ファックス: 03-5841-4555
メールアドレス:
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研究分野

鉱物学・物質科学・バイオミネラリゼーション・電子顕微 鏡

研究内容

地球表層環境の物質循環を支配する大きな要因は鉱物と水との反応であり、さらに生命活動によってもたらされる有機物が複雑に関与しています。この3つの物質の相互作用が生じる反応場は鉱物の表面や間隙,粒界といった局所空間であり、鉱物は触媒,基質,元素の供給や吸着といった重要な役割を果たしています。こうした局所空間における素反応の解明に向けて、鉱物の局所的な構造や組成,物性を電子顕微鏡を中心とした先端的な微細構造解析手法を駆使して研究しています。現在の主な研究テーマは、(1)生物が鉱物を形成する作用(バイオミネラリゼーション)における有機-無機相互作用の解明,(2)福島原発事故による汚染実態の鉱物学的手法を用いた解明,が挙げられます。また、先端的な電子顕微鏡技術を用いて様々な地球惑星物質の分析に取り組んでいます。

主要論文・著書

1. Okumura, T., Yamaguchi, N., Dohi, T., Iijima, K., Kogure, T. (2019) Dissolution behaviour of radiocaesium-bearing microparticles released from the Fukushima nuclear plant. Sci. Rep. 9, 3520.
2. Okumura, T., Yamaguchi, N., Dohi, T., Iijima, K., Kogure, T. (2018) Loss of radioactivity in radiocesium-bearing microparticles emitted from the Fukushima Dai-ichi nuclear power plant by heating. Sci. Rep. 8, 9707.
3. Okumura, T., Suzuki, M., Nagasawa, H., Kogure, T. (2012) Microstructural variation of biogenic calcite with intracrystalline organic macromolecules. Cryst. Growth Des. 12, 1, 224–230.
4. 奥村大河 (2021) 福島第一原発事故により放出された放射性セシウム含有微粒子の内部構造と物理化学的性質. 地球化学. 55, 1–10.