メンバー
庄田 宗人SHODA, Munehito 助教 居室: 理学部一号館840 |
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研究分野太陽・恒星物理学 研究内容太陽や太陽に似た星はその内部で働くダイナモ機構によりその星固有の磁場を有する。この磁場は星の上層大気でさまざまな活動現象を引き起こし、しかもそれらは星やその周囲の惑星の長い時間スケールにわたる進化の様子を決めることがわかっている。一方、太陽以外の星で磁気活動の様子を観測することは非常に難しい、もしくは原理的に不可能なことが多く、これが我々が恒星磁気活動を理解する上での大きな障壁となっている。そこで私は唯一詳細な観測が可能な太陽の磁気活動をベースに恒星磁気活動の様子を数値シミュレーションを用いて調べている。特に、星を特徴づけるパラメータ(明るさ、金属量、質量など)が与えられた時、その星の磁気活動の定量的性質を正確に見積もるようなモデルを提案することを大きな目標としている。 主要論文・著書
1. Munehito Shoda, Takeru K. Suzuki, Sean P. Matt, Steven R. Cranmer, Aline A. Vidotto, Antoine Strugarek, Victor See, Victor Réville, Adam Finley & Allan Sacha Brun, "Alfvén-wave driven magnetic rotator winds from low-mass stars I: rotation dependences of magnetic braking and mass-loss rate", The Astrophysical Journal, 896, 123 (2020) |